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退屈を変える二つの言葉 (後編)

 

お待たせいたしました。退屈な話をしないための2つ目のポイントとは?

 

退屈な話をしないために更に重要なのが「返事」です。

 

想像してみてください。あなたは興味のない話題を聞いているとき、どんな「返事」をしますか? おそらくこんな言葉になるのではないでしょうか。

 「へぇ」

 「そうなんだ」

 「確かに」

こういうの生返事って言いますよね。

 

では逆に 興味がある話題だったらどのような返答になるでしょうか。おそらくこんな言葉になるはずです。

 「へぇ、そうなんですか。」

 「それって よく言いますよね。」

 「うんうん、分かります。」

 

この2つのパターンの決定的な違いは何でしょうか?

 

実は、相手の言葉に対して返す「ひとこと目」は 脳が無意識のうちに返している言葉です。たとえ話を聞きながら「今度の週末は何をしよう…」と考えていたとしても「うん」や「へぇ」などの言葉は返せるのです。

でも、「次に続ける言葉」というのはそうは行きません。相手の言葉をある程度理解して 自分なりの感想がなければ言うことができないものです。

 

よって、重大なポイントは、これだけ。

返答が2つ以上の呼吸(セリフ)で成り立っているか、です。

 「それって、」+「よく言いますよね」

 「うんうん、」+「分かります」。

 

もし返事が「へぇ」や「うん」のような「一息で言える言葉」だったとしたら すぐに 「相手が退屈している」ことを疑ってください。そんなときは急いで「話題を変える」か、「君は?」「あなたならどうするの?」というように、相手に話を振ったりすることが大切です。

 

今回のテクニックをまとめるとこうなります。

相手のうなずく回数や大きさが減ったり、相手が一息で言える返答していたら退屈している可能性が大なので、すぐに話題を変えるか 相手に話を振ること! あなたが聞いている立場なら、必ず2つ以上の文で返答すること!

 

関係は、二人で作るもの。もしあなたが 心から相手のことを楽しませたいと思うのなら確実に相手の動作にも注意を払ってあげてください。